経営体制&会社概要 | CPC株式会社

経営体制&会社概要

経営体制

代表取締役社長

井上 啓太

医学博士 / 日本専門医機構認定形成外科専門医
日本再生医療学会再生医療認定医

経歴

東京大学医学部 卒業 / 東京大学形成外科助手 /
埼玉医科大学形成外科助手 /
静岡がんセンター形成外科医長 /
コロンビア大学皮膚科 / アヴェニューセルクリニック院長

常務取締役

辻 晋作

医学博士 / 日本専門医機構認定形成外科専門医
日本再生医療学会再生医療認定医

経歴

東京大学医学部 卒業 / 帝京大学医学部形成外科 / 埼玉医科大学形成外科
東京女子医科大学非常勤講師 / アヴェニューセルクリニック

私が幹細胞治療に携わるきっかけとなったのは、医師になって2年目以降に専門としていた褥瘡難治潰瘍に多血小板血漿(PRP)を用いたことから始まります。その後、PRPは発毛や皮膚治療にも発展しました。
PRP以上の再生医療を目指し、2012年頃に幹細胞培養の技術を習得しました。その後、実際に幹細胞治療を行っているクリニックで採取・投与を経験し、幹細胞治療の面白さに気付いたのと同時に、その将来性を感じました。
そして再生医療等安全性確保法が制定されたことをきっかけに2016年に培養と治療の両方を行う目的でアヴェニューセルクリニックを開院しました。
日々再生医療と向き合い、再生医療等安全性確保法施行前から現在まで、3000件を超える幹細胞培養を経験してきました。
CPC株式会社ではお茶の水に細胞培養加工施設を持っており、私は事業本部長として幹細胞培養の指揮をとっています。
我々が幹細胞の培養をするにあたって大切にしている事があります。
細胞1つ1つは患者様そのものであり、入院患者様を診ているのと同じ感覚で培養を行うということです。
培養士も医療従事者であるという自覚を持って、日々の業務に取り組むよう伝えています。
また、幹細胞培養についても幾つかのこだわりを持って行っています。
1つ目は、お届けする幹細胞は生細胞(非凍結)であることです。凍結・解凍直後は細胞のダメージが強いため、非凍結で医療機関にお届けすることにこだわっています。
2つ目は、少ない組織(米粒4~5粒程度)から約1億個以上の幹細胞を培養するということです。これは、脂肪採取時の患者様の身体への侵襲をできるだけ軽くするための工夫です。
3つ目は、幹細胞培養時に使用する培地を常に比較検討し、最善な培地を選択しているということです。これによって幹細胞の質をより高めていくことを実現しています。
理論に裏付けされた確固たる経験に基づき、当社で培養を行った幹細胞を自信を持ってお薦めすることができます。

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取締役

寺尾 友宏

日本専門医機構認定整形外科専門医 / 日本再生医療学会認定医 / 日本整形外科学会認定スポーツ医 /
日本スポーツ協会公認スポーツドクター

経歴

東京医科大学医学部卒業 / 帝京大学医学部形成外科 /
埼玉医科大学形成外科 /
東京女子医科大学非常勤講師 /
アヴェニューセルクリニック / お茶の水セルクリニック院長

整形外科の医局入局後、人工関節置換術等の手術を年間300例以上執刀、2003年には関節再生の研究を行う為に京都大学大学院に国内留学、ES細胞や間葉系幹細胞の研究に加えメカノバイオロジー研究を行いました。その後、トレーニング理論を用いた疾患の根本解決法を提唱、同時に、認知度の低かったPRP療法をいち早く患者さんに提供、脂肪由来幹細胞治療のプロトコル作りを担当するなど、再生医療の臨床領域に深く関わっていきました。また、再生医療を広めたいという強い思いを実現させるビジネス手法を学ぶ目的でMBAを取得し、再生医療業界への参入を希望する国内外の医療機関様や企業に対してサポートやアドバイスを提供してきました。2019年6月、東京大学(整形外科)の協力を得て、再生医療のフラッグシップ医療機関・お茶の水セルクリニックを開設し、患者さんに幹細胞治療をはじめとする再生医療を提供しています。整形外科領域で再生医療をしっかり根付かせるためにCPC株式会社でも今までの経験を生かしたサポートを提供していきます。

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取締役

松﨑 時夫

医学博士 / 日本専門医機構認定整形外科専門医

経歴

神戸大学医学部卒業 / 神戸大学医学部整形外科 /
香川大学医学部附属病院整形外科 /
Scripps Research, Molecular Medicine, 客員研究員 /
University of California San Diego, 客員研究員 /
東京大学ジャパンバイオデザインイノベーションフェロー
東北大学病院 客員教授 / 東京医科歯科大学大学院 非常勤講師

整形外科医として、これまで一般外傷、人工関節、スポーツ外傷の治療を経験致しました。再生医療に興味を持ったきっかけは、2011年に大学院で多血小板血漿(Platelet-Rich Plasma; PRP)の研究や自家培養軟骨移植術に携わった時でした。治療を受けてスポーツに復帰するアスリートの姿を見て、再生医療を用いた治療の可能性を感じました。さらに、大学院では変形性関節症に対するアンチエイジング遺伝子の研究及び人工膝関節の動態解析を行い、米国ではアンチエイジング遺伝子やマイクロRNAに関する研究、変形性関節症用ロボット装具のシミュレーション及び開発に取り組み、変形性関節症に対する研究に情熱を注いで参りました。クリニック経営や企業への新規製品開発コンサルティングを行う傍ら、2019年からは幹細胞治療に携わり、再生医療の可能性をより深く感じております。CPC株式会社のミッションに共感し、この治療法が「一人でも多くの患者さんに届くように」という思いで参画いたしました。当社に関わる医療機関様を全力でサポートし、皆様と共に再生医療の普及を目指して参ります。

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監査役

髙倉 信行

経歴

東京大学法学部卒業 / 監査役(再生医療研究) / 高倉&Company合同会社共同代表

ハーバード大学ケネディ・スクール /
公共政策学修士 / 厚生労働省健康局生活習慣病対策室長
厚生労働省医政局経済課長 / 厚生労働省年金局年金課長
厚生労働省雇用均等・児童家庭局総務課 /
厚生労働省大臣官房国際課長
総務省大臣官房審議官(自治財政局公営企業担当) /
総務省消防庁審議官 /
厚生労働省大臣官房年金管理審議官 / 帝人グループ執行役員・CSR管挙兼 /
(経営監査部担当) /
株式会社アインホールディングス顧問
株式会社アインファーマシーズ専務取締役

相談役

辻 哲

経歴

早稲田大学 政治経済学部政治学科卒業 / 住友商事㈱ 入社 /
住友商事㈱ 物資課長 /
住友商事㈱ 物資部長 /
住商ファイングッズ㈱ 社長 / 住友商事㈱ 理事
ライフスタイルリテイル事業本部副本部長 /
ヘルスケアイノベーション
プロジェクト理事長 / 森林パートナーズ㈱ 社長 /
CPC㈱ 社長

学術アドバイザー(医師)

齋藤 琢

日本専門医機構認定整形外科専門医(代議員) / 日本再生医療学会代議員
日本骨代謝学会評議員 / 日本軟骨代謝学会評議員

経歴

東京大学医学部 卒業 / 東京大学医学部 整形外科 / 茨城県立中央病院 / 都立駒込病院
NTT関東病院 / 東京大学大学院医学系研究科博士課程 修了
東京大学医学部附属病院 骨・軟骨再生医療講座 特任准教授
東京大学大学院医学系研究科 整形外科学 准教授 / 東京大学医学部附属病院 骨粗鬆症センターセンター長 / お茶の水セルクリニック

私は2003年大学院に進学して以来、軟骨、骨の分子生物学、変形性関節症の分子病態解明をライフワークに取り組んできました。現在は東京大学医学部整形外科の研究室を統括し、大学院生や寄附講座スタッフと共に運動器分野の分子生物学、再生医療研究を広く展開しています。2017年には東京大学医学部医学科の同期生である辻晋作先生、井上啓太先生に誘われ、アヴェニューセルクリニックの非常勤医師として整形外科領域での脂肪由来幹細胞治療に参画するようになり、その可能性に魅了されました。過剰な力学的負荷が軟骨細胞にかかると多くの炎症性シグナルが過剰に活性化されますが、それを過度に抑制してしまうと逆に軟骨を変性させてしまうため、これまで変形性関節症の新規治療薬の開発に難渋してきたのですが、脂肪由来幹細胞はその炎症を生理的な機序によって抑制することから、副作用の極めて少ない新規治療法となりうると確信しています。2018年からは寄附講座を舞台にアヴェニューセルクリニック/CPC株式会社、および様々な要素技術を持った一流企業の皆様と共同研究を多く展開しており、より低コストで治療効果の高い脂肪由来幹細胞を作出する技術の開発に成功しています。これらの技術を投入した細胞を、CPC株式会社から皆様の施設にお届け出来ることを楽しみにしています。

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会社概要

社名

CPC株式会社

設立年月日

2018年7月2日

代表取締役

井上 啓太(医師・医学博士)

常務取締役

辻 晋作(医師・再生医療認定医)

取締役

寺尾 友宏(医師・再生医療認定医) / 松﨑 時夫(医師・医学博士)

監査役

髙倉 信行 (再生医療研究)

学術アドバイザー

齋藤 琢(東京大学大学院医学系研究科 整形外科学 准教授)

従業員数

38名(2024年3月時点)

資本金

4750万円

所在地

東京都千代田区神田駿河台4-1-1 ウエルトンビル4F

TEL

03-6625-5377