東大整形×CPC | CPC株式会社

東大整形×CPC

東京大学(整形外科)との共同研究を通じて開発したSOPに沿って 培養した幹細胞をお届けします。

トライアングル連携 脂肪由来幹細胞の臨床・研究・普及の連携

【東大整形とCPC株式会社の出会い~寄付講座】

東京大学整形外科と当社の関わりは、東京大学整形外科の基礎研究の基盤である骨・軟骨再生医療寄付講座の新しいスポンサーを探していた齋藤琢医師(東大整形准教授・当社学術アドバイザー(2021年4月))と、脂肪由来幹細胞を用いた再生医療クリニックの開業準備を進める大学同期の辻晋作(当社取締役事業統括医)が十数年ぶりに再会した2017年に始まります。
施設を併設したアヴェニューセルクリニックを作った辻が、変形性関節症に非常に有効であることが明らかになってきた幹細胞治療を整形外科専門医の目から見直してほしいと齋藤医師に打診しました。齋藤医師は変形性関節症の病態研究を専門とし、細胞治療にも興味を持っていたため、これを快諾し、非常勤医師としてアヴェニューセルクリニックでの幹細胞治療に参加しました。幹細胞治療の臨床を共に行う中で、辻と齋藤医師は整形外科領域での幹細胞治療の可能性が無限にあることに気づきました。変形性関節症に悩む多くの人たちに幹細胞、特に脂肪由来幹細胞を用いた質の高い治療をできるだけ安価に提供したいという思いが高まり、臨床のみならず基礎研究の段階から東京大学と共同研究をしたいと辻が提案したところ、より治療効果の高い細胞を開発したいと考えていた齋藤医師と思いが一致し、寄付講座設立、共同研究の道が開けました。
2018年7月に医療法人社団アヴェニューと他3社の協力を得た新しい骨・軟骨再生医療寄付講座が始まり、各社と交流しながら研究を行い、細胞培養に関する様々な要素技術の開発や、細胞治療の分子メカニズムの解明などにおいて、様々な成果を挙げてきました。2021年7月からは医療法人社団アヴェニューに代わってCPC株式会社がメインスポンサーとなり、骨・軟骨再生医療寄付講座第2期がスタートしました。